今回は勝率100%でマスターボールに到達したパーティを紹介したいと思います。
レンタルパーティも公開しますので、使ってみてください。
この記事は、ポケモン歴25年、シングル1000位前後のハト( @Hato_Gadget )が書いてます。
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レンタルチーム
ポケモン対戦初心者って?
僕はポケモンの孵化厳選や色違い乱数といった育成は相当やってました。
Youtubeでの動画視聴や自分でも配信するようになり、ポケモン対戦に本腰を入れて挑戦しようと考えたわけです。
過去作を含め、100戦もやってません。剣盾を含めてようやく100戦になるかな?程度です。
ビギナー~マスターボールまでは大体25戦程度、スーパー~マスターだと10戦程度しかありません。
今回紹介するパーティはスーパーボール級~マスターボール級まで勝率100%だった構築です。
尚、マスターボール級で使用する場合は、プレイヤースキルに依存した勝率になります。
マスターボール級に上がってからは別の構築で挑戦することをおすすめします。
ちなみに僕の場合、マスターボール級では3割程度まで落ちました。
パーティ構築
使ってみたいサザンガルド、珠ギャラをダイマックスエースに昔ながらのカバギャラを軸に決定。
この時点でトゲキッス・ロトムに耐性が高いポケモンと第7世代から不動の最強ポケモンを添えて完成。
カビゴンを選択した理由は、特殊耐久が高く「とつげきチョッキ」を持つことで特殊アタッカーをほぼ封殺することができる。
人の好みによると思いますが、「あくび」採用型であればクッションとして非常に強く、ダイマックスエースを確実に流すことも可能です。
両方使いましたが、マスターボールに上がるまでに「あくび」は一度も使いませんでした。
ミミッキュの解説は不要でしょう。
あえて言うならば、「ばけのかわ」最強!
サザンガルドとは
ノ | 炎 | 水 | 雷 | 草 | 氷 | 格 | 毒 | 地 | 飛 | 超 | 虫 | 岩 | 霊 | 竜 | 悪 | 鋼 | 妖 | |
サザンドラ | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 2 | 2 | 無 | 無 | 2 | 0.5 | 2 | 0.5 | 4 | |||||
ギルガルド | 無 | 2 | 0.5 | 0.5 | 無 | 無 | 2 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 2 | 0.5 | 2 | 0.5 | 0.5 |
サザンドラとギルガルドのタイプ相性表がこちらになります。
赤字が弱点、青字が耐性となり、サザンガルドのタイプ相性が非常に良いことが分かります。
XY時代から使われてきた伝統的なサイクルパーティ構築の軸です。
今作からサザンドラが「わるだくみ」、ギルガルドが「インファイト」等を習得したことから、攻撃性能も上がっています。
今回の紹介では両方とも採用されておりませんが、先発タスキギルガルドや受けループ対策で悪だくみサザンドラが採用されることもあります。
先発サザンドラから入り、対面不利ならばギルガルドに交代します。
サザンドラに打たれる格闘技やドラゴン技、フェアリー技を半減や無効にできます。
カバギャラとは
先発カバルドンで「ステルスロック」を設置し「あくび」で相手を眠らせ、ギャラドスの「りゅうのまい」で全抜きする。これがカバギャラの基本でした。
「あくび」で眠らせることを嫌い交代することを強要してダメージの蓄積をさせる2択になっており、非常に強力です。
しかし、今作より追加されたダイマックスシステムにより、自信過剰ギャラドス+ダイジェットで相手を倒しながら竜の舞の恩恵を受ける構築が途轍もなく単純で強いわけです。
※ダイジェット:ダイマックスしたときの飛行タイプ攻撃技。すばやさ+1
※自信過剰:相手ポケモンを「ひんし」にしたとき、こうげき+1
欠点は「ラムのみ」による状態異常耐性を持った積みアタッカーに弱いことです。
「あくび」を打つターンに「つるぎのまい」や「わるだくみ」を積まれ、本来眠るターンに攻撃されカバルドンの耐久でも次の「あくび」を打つことができずに「ひんし」になる。
この流れが非常に厄介です。「ラムのみ」持ちを常に警戒する必要があります。
※剣盾では「ラムのみ」持ちホルードが有名
サザンドラ
特性 | ふゆう |
性格 | おくびょう |
持ち物 | こだわりスカーフ |
努力値 | C252 D4 S252 |
実数値 | 167-99-110-177-111-165 |
技構成 | りゅうせいぐん あくのはどう とんぼがえり 大文字 |
努力値は特筆はありません。
スカーフで運用するため、特殊攻撃と素早さへ努力値を振り、残りDです。
技構成は流星群、悪の波動、大文字までは確定。
鋼技をギルガルドやカビゴンに任せる場合は、ラスターカノンではなくとんぼ返りにします。
とんぼ返りの方が対面操作もできるため、正直強いと感じました。
大文字を切ることは出来ません。この炎技がないとアーマーガアやナットレイの突破が苦しくなります。
ギルガルド
特性 | バトルスイッチ |
性格 | ひかえめ |
持ち物 | たべのこし |
努力値 | H236 C252 S20 |
実数値 | 165-144-160-211-160-83 |
技構成 | シャドーボール ラスターカノン みがわり キングシールド |
実数値はシールドフォルムの防御、特防。ブレードフォルムの攻撃と特攻を記載しています。
今回の構築ではサイクル重視のたべのこしギルガルドを採用。
S20はサザンドラがマヒしたときに上から攻撃することが可能になります。
しかし、今回の構築ではカビゴンの「のしかかり」しかマヒさせる技がありません。
また、サザンドラの上を取っても対面では勝てないため、BかDに振ったほうが良さそうです。
技構成はシャドーボール、みがわり、キングシールドまでは確定。
ラスターカノンは「かげうち」と選択です。
先制技があると受けるはずだった攻撃を受けなくてよくなるパターンがあります。
カバルドン
特性 | すなおこし |
性格 | わんぱく |
持ち物 | オボンのみ |
努力値 | H252 B12 D244 |
実数値 | 215-132-154-×-123-56 |
技構成 | じしん ステルスロック あくび ふきとばし |
特殊に厚めのテンプレートカバルドン。
ステルスロック→あくび連打という脳筋プレイで相手をハメる。
「ほえる」は特性「ぼうおん」で防がれてしまうため、「ふきとばし」にします。
防御は、陽気ミミッキュの攻撃+2命の珠ダイフェアリーを確定耐え(対面から2回行動できる)
残り特防に振ることで、控え目サザンドラのダイドラグーンをオボンのみ込みで最大乱数切り2耐え(対面から2回行動できる)
※ダメージは乱数によりばらつきがあります。最大ダメージの時を最大乱数と呼びます。
2回行動できる状況ではステロ→あくびループが決まるため、裏のギャラドスがダイマックスして全抜きする準備が整います。
尚、ウォッシュロトム(水ロトム、ミトム)のハイドロポンプやタイプ一致ダイマックス技の抜群等は確2発です。
命の珠やこだわり系の火力アップアイテムを持っていると確1なので注意が必要です。
素早さ個体値は9以下です。
最遅タイプヌル抜かれですので、とんぼ返りをされても交換先にあくびを入れることができます。
ギャラドス
特性 | じしんかじょう |
性格 | ようき |
持ち物 | いのちのたま |
努力値 | H244 A12 S252 |
実数値 | 201-147-99-×-120-146 |
技構成 | たきのぼり とびはねる パワーウィップ じしん |
HP201調整、素早さ最速、残り攻撃という努力値振りです。
A252振る必要がなかったというのもあります。
HB特化アーマーガアに対して、A252振っても攻撃+1で78%~93%と確1ではありません。
A12振りの場合、攻撃+1雨ダイストリームで90%~106%です。
ダイストリームを2発撃つことを考えた場合、A252は無駄になるわけです。
基本的には1体以上ギャラドスで持っていくことを意識して技選択をします。
自信過剰が発動する前に数値受けやタイプ受けされると辛いので注意してください。
※攻撃+1しないとアーマーガアにダイマを枯らされて辛いです。交代読みダイストリームが必要になる場合があります。
ダイジェット用のとびはねる。水ロトムや水地面を意識したパワーウィップ。
地震は「ちょうはつ」と選択です。
パッチラゴンやドヒドイデに打つために地震を選択しました。
ダイジェットを打つのは相手パーティ次第です。
ギャラドスよりも早いポケモンがいる場合、ダイジェットを優先。
交代されても上を取れる場合はダイストリームから入ると良いです。
カビゴン
特性 | あついしぼう |
性格 | いじっぱり |
持ち物 | とつげきチョッキ |
努力値 | A252 B252 D4 |
実数値 | 235-178-117-×-131-50 |
技構成 | のしかかり ほのおのパンチ かみなりパンチ ヘビーボンバー |
俗にいうABチョッキカビゴン。
この枠は、あくび採用の特性「くいしんぼう」カビゴンでも良い
サザンガルドの付属品的扱いです。
サザンドラvsミミッキュ対面でギルガルド引き読みシャドークローにカビゴンを出したりできます。
一度もこのムーブをやることはなかったですが重要だと思います
※先発ミミッキュがなかったため
トリルミミッキュに対して強い点、先発性能の高さが高評価されるポケモンです(鬼火には注意)
ヘビーボンバーとアイアンヘッドの選択ですが、化けの皮がはがれたミミッキュをヘビーボンバーなら確1です。
ダイマックスミミッキュへの打点を考慮するならば、アイアンヘッドを選択する、といった形になります。
※アイアンヘッドでもH4ミミッキュへ82%~97%のダメージなので乱1です。
「のしかかり」は「すてみタックル」と選択だと思いますが、好みで良い気がします。
反動ダメージによって受けられなくなるパターンを嫌って「のしかかり」を選択してます。
炎のパンチ、雷のパンチについては選択技になります。
基本的に4倍弱点に対して使う技になります。
アーマーガアには絶対に勝てないので注意が必要です。
ミミッキュ
特性 | ばけのかわ |
性格 | ようき |
持ち物 | のろいのおふだ |
努力値 | H4 A252 S252 |
実数値 | 131-142-100-×-125-162 |
技構成 | シャドークロー じゃれつく かげうち つるぎのまい |
全ての人が最強と認めるポケモン。
特性「ばけのかわ」により確実に1度動けるのが最強たる証。
弱体化を受け、化けの皮が剥がれた時に10%のダメージを受けます。
ダメージを受けるようになったのできあいのタスキミミッキュの可能性はほぼゼロになりました。
注意点としては持ち物「のろいのおふだ」です。
間違っても「きよめのおふだ」ではないのでご注意ください。
命の珠をギャラドスに譲っているので、ゴーストの打点を上げるために選択しています。
じゃれつくが選択技になっています。
選択肢としては、ウッドハンマー、ドレインパンチが上げられます。
ウッドハンマーは草4倍弱点のドサイドンやトリトドン等、ドレインパンチはバンギラスやカビゴンに対して打ちます。
基本選出
サザンドラ+ギルガルド+カビゴン
サザンガルドでくるくる。
ミミッキュやドラパルトのゴースト技読みカビゴンでサイクルを回します。
カバルドン+ギャラドス+ミミッキュ
ステロあくびが通り、ギャラドス全抜きが出来そうな時にこの選出。
カバルドンは結構雑に扱ってよいです。
ステルスロックを撒いてあくびするのが仕事ですので、2回動けるならタイプ不利でも突っ張っていきます。
まとめ
スカーフサザンと珠ギャラの使いやすさが目立ちました。
マスターボールへ上がって2万位付近をうろちょろしているレベルの僕でも、マスターボールまで無敗でした。
マスターボールへ上がれない人というのは、基本的に「好きなポケモン」で「やりたいこと」をやっているのが原因だと思います。
対戦経験がない人ほど、強いポケモンを使わなければ勝つことは難しいゲームだと思います。
「好きなポケモン」を使う以上、「勝ち」を捨てていることを自覚し、勝ちたいならば強いポケモン…俗にいう厨ポケを使いましょう。
マイナーなポケモンを使って勝てないのは当たり前なので、プレイングスキルがない時は厨ポケを使って、プレイングスキルを身に着けたら「好きなポケモン」で勝つことを考えると良いなって思いました。
それでは、あでゅーノシ